2021年05月25日
フトモモの花
フトモモの花が咲いています。
フワフワした雄しべが特徴的で目立ちます。
梅雨が終わる頃には、上品な味の果実が食べられます。
屋久島では川沿いなどで野生化したものをよく見かけます。
果実は薔薇の香りとも言われ、英語名はRose apple。
梨のような、なんとも説明が難しい、芳香漂う果実。
好き嫌いが分かれます。
私は、まぁまぁ好き😊
ホトウ・ホートと屋久島では呼ばれています。
中国名の蒲桃(ほとう; プータオ pútáo)がそのまま屋久島で呼ばれているようですね。
【フトモモ(蒲桃)】
学名:Syzygium jambos
英語名:Rose apple
2021年05月24日
★クリスマスイルミネーション★ LEDクリスタルグロー ホワイトサンゴ
テッポウユリが花盛りです。
海岸でも、県道沿いでも。
10個以上の花をつけるのも。
3つの花弁が上と下で合わさって、六芒星のような形の作りですね。
調べて見ると、外側の3枚はがく片で、外花被。
内側の3枚が本当の花片で、内花被。(参照:ユリ.net ユリ 花と葉の構造)
6枚とも花弁かと思っていました!
(根元がつながっており筒状になっている)
梅雨の季節の、眩しい花です。
【テッポウユリ(鉄砲百合)】
学名:Lilium longiflorum
別名:リュウキュウユリ(琉球百合)
ユリ目ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物
2021年05月23日
庭の竹にヤコウタケ 光るキノコ
昼間、見つけて、夜のなるのを待っていました。
目が暗闇に慣れてくると、どんどん光が見えてきます。
キノコの輝き具合は変わってないのに、変わっているように感じる不思議。
変わっているのは私の知覚。
◎
『暗順応(あんじゅんのう)』
暗いところに長時間いると、目が慣れてくる現象。
周りが暗くなると、『虹彩(こうさい)』が開いて、多くの光を取り込もうとする。
そして、網膜にある、光を感じる細胞のひとつ『桿体細胞』の『ロドプシン』が増えることで、
わずかな光でも感じることができるようになるそうです。
(『暗順応』が完了するまでには30分ほどかかる)
人間の体もすごいですね!
(参照:TVOSAKA Qっとサイエンス 暗順応)
【ヤコウタケ(夜光茸))】
学名:Mycena chlorophos
ハラタケ目- キシメジ科- クヌキダケ属
小笠原諸島では方言的俗称で、グリーンペペ
ヤコウタケの栽培キットが販売されています
2021年05月22日
コクサグモの幼体が作る蜘蛛の巣宇宙
雨上がり。
草木たちを見ていると、美しい蜘蛛の巣に、水滴が輝き、
とても美しい風景!
虫に詳しい友人に「コクサグモの幼体だと思う」と教えてもらいました。
葉っぱの上に創造される芸術。
小さな自然の美術館です。
獲物・食べ物を得るために作られる蜘蛛の巣。
生きるための形が生み出す奇跡的な美しさ。
いつも感動します。
自然の風景を見るとき、
名前も概念も思い込みも、いろんなフィルターを外して、
赤ちゃんのような目で見たいと、いつも思います。
新鮮な驚きが溢れている風景たち。
いつもありがとう。
2021年05月21日
森の中で輝くギンガダケ。まさに銀河。
梅雨。
森の中の光るキノコは輝きます。
雨の降っていない日暮れ。
光るキノコを見に行ってきました。
菌糸が木全体に伸び、キノコだけじゃなく、幹全体が光って、
それはそれは幻想的で美しかったです。
キノコが生えているということは、このシイの木は弱っているんでしょうね。。。
森の中の生命の循環で、こんな美しい景色を見せてくれるなんて!
生と死の輝き。
言葉で表しきれない美しさです。
『世界の不思議きのこ(下)』(中島淳志 (著) )
こちらの本によると、、、
インドネシアの先住民が暗い森を歩く時に、
発光きのこを灯火のように使っていたという話や、
ミクロネシアの先住民が発光きのこを頭に飾ったり、
敵を怖がらせるために砕いて顔に塗ったりしていたという話がるそうです。
◎
また、
発光きのこは基本的に、
「ハラタケ目(Agaricales)」に見られ、
主に「クヌギタケ類およびスズメタケ類」、「ナラタケ類」、「ツキヨタケ」類の3つのグループに分けられ、
(例外として、子嚢菌類の「クロサイワイタケ」の仲間(Xylariaceae)に発光性を持つものがある)
クヌギタケ属は発光きのこ最大のグループで、38種もの発光きのこが含まれ、しかも近年、新種がかなりの勢いで増え続けているそう。
この本の出版時(2013/5/31)にはギンガタケには学名が付いていませんでしが、
今は、学名がついているようです。
【ギンガダケ】
学名:Mycena sp.